Concept
&
History

ABOUT
MIAMI BEACH HOTEL

1950年代、USAのマイアミで酒と葉巻をこよなく愛し、自らもハバナ葉巻の輸入業を行っていたサーファーJonathan《ジョナサン》が建てたとされる伝説の小さなホテルがありました。

リゾートとしての産業が生まれ始めたこの時代、外観こそシックな面持ちながらも、煌びやかで豪華な装飾で飾られた内装は、とても小さな規模ながらも異彩を放ち、顧客にはハリウッドスターから政治家、さらにはマフィアまで名を連ねていたといいます。

「あのホテルの蛇口からは、スコッチが出る」

「シャンパンを開ける音が鳴り止まず、銃声と間違い警察が出動した」

などと実しやかに噂されるほど、酒好きたちに愛された幻のホテルが
『MIAMI BEACH HOTEL』です。

GOLDEN AGE COMES AGAIN

60年代に入り、理由も明かされるまま廃業となり、取り壊しされてしまう運命に。


キューバ危機による本業への影響や大物政治家・マフィアからの圧力によるものなど、たくさんの噂話が流れたがすべての真実は不明ままである。

ブランドのデザイナーは、ホテルに多大なる影響を受けた者たちによるディレクションです。

幻のホテル『MIAMI BEACH HOTEL』は、まさに黄金期のマイアミで勢いに乗る“消費が正義”のアメリカ文化と、“優美な日常“のヨーロッパ文化が折衷し、LIBERTY(自由)を謳歌し、瀟洒なホテルで青春時代を過ごした人種を超え、年齢も様々なゲストたちが現代的にアレンジした当時の良品を再び世に送り出したいというメッセージをノスタルジックに具現化しています。

シンプルでありながらウィットの効いたリゾートウェアを始めとするアパレルラインと、当時の瀟洒なルームを彷彿とさせるアメニティーラインなどを展開しています。